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poor man's nRF51822 development environment 1 of 2

はじめに

Nordic SemiconductorのARM® Cortex™-M0 SoC nRF51822の開発環境ですが、標準だとKeilのMDK-ARM Liteが必要になります。この場合ROM容量が32KiBに制限されるのですが、他にもっと大きな問題があります。Windows版しか提供されていないのです。私は気軽に持ち運びできるPCがMBAしかないので不便に思っていました。

というわけで、Mac OSX上にnRF51822の開発環境をセットアップしてみまたので、その手順を説明します。

前提条件

Windows上でMDK-ARM Liteで開発環境のセットアップの経験があるという前提で説明します。Mac/Windows共通なファイルとかの説明はしません。

参考にするドキュメントはnRF51 Development with GCC and Eclipseです。

GCCのインストール

GNU Tools for ARM Embedded Processorsからインストールします。
私は、gcc-arm-none-eabi-4_7-2013q3-20130916-mac.tar.bz2を使いました。

Core Utility / Make utility

Windowsではインストールする必要はありますが、Macではインストール不要です。

Makefileの書き換え

Makefile.common

$(SDK_PATH)Source/templates/gcc/Makefile.common を書き換えます。

< include $(TEMPLATE_PATH)Makefile.windows
---
> include $(TEMPLATE_PATH)Makefile.osx

Makefile.osxの追加

Makefile.windowsを基にMakefile.osxを作成します.

7,8c7,8
< GNU_INSTALL_ROOT := $(PROGFILES)/GNU Tools ARM Embedded/4.7 2013q1
< GNU_VERSION := 4.7.3
---
> GNU_INSTALL_ROOT := /Users/ytakeuch/Nordic/gcc-arm-none-eabi-4_7-2013q3
> GNU_VERSION := 4.7.4

コンパイル

プロジェクトルート下のgccディレクトリでmakeを実行します。

(例) nrf51_sdk_v5_0_0_34603/nrf51822/Board/nrf6310/blinky_example/gcc

% make

実行すると_buildディレクトリ下にhexファイルが生成されます。

blinky_gcc_xxaa.hex

次回予告

Eclipseのセットアップの方法を説明します。